「柳生和紙のカードケース作り」
開催日:H27年10月12日(月祝)
開催時間:午前10:00〜12:00 午後13:00〜15:00
開催場所:国営みちのく杜の湖畔公園 ふるさと村・釜房の家
参加者:34名
講師:千田教子(パッチワーク・布小物作家)
特別協力:柳生和紙プロジェクト 3名
サポートスタッフ:佐藤晴香(SOAT)
宮城県の伝統文化ワークショップとして、柳生和紙を使ったカードケース作りを行いました。
「柳生和紙」は仙台市南部に位置する柳生に400年の歴史を持ち、仙台藩の御用和紙として伊達政宗にも愛された強さと温かみのある伝統的な和紙です。
今回の企画は、現在一軒しか製造を行っていない柳生和紙を広め継承するために活動している「柳生和紙プロジェクト」のみなさんによるサポートと、作家として活躍している千田さんの協力によるコラボレーション企画として実施しました。
和紙を触った参加者は「優しい感じがする」「厚くて丈夫」と特有の素材感を感じながら、そして柳生和紙の歴史や特徴を聞き「へぇ〜」「仙台に住んでいるのに知らなかった」などと和紙について知識を深めながら制作。
普段ものづくりをしないという方も、小学生のお子さんも、講師の千田さんの説明を聞きながら材料を切ったり貼ったり、真剣にカードケース作りに取り組んでいました。
仕上げに綺麗な色に染められた和紙で飾りを付けて完成。
ワンポイントのシンプルなものや細かい模様をたくさん飾った可愛いものなど、どれも個性が光る粋なデザインで、和紙の温かみも感じられる素敵な作品に仕上がりました。
今回は布で作るものも用意し、参加者は好きなパターンで楽しめたようでした。